訪問をやっていてパーキンソン病の方のADLや家事等IADLの問題に直面することが多くなりました。
少しでも改善出来るアプローチを提供したいと思うのですが、
起居動作・歩行のアプローチを書いた文献はあっても
ADL・IADLの具体的な問題や対応策について書かれた本はなかなかないんです

今回紹介する『パーキンソン病はこうすれば変わる!-日常動作の工夫とパーキンソンダンスで生活機能を改善』(高畑進一・宮口英樹編、三輪書店)は
当事者の方に日常で困難に感じる動作とそれに対する動作の工夫が書かれている本です。
実際、身体図式や運動イメージの問題にどう対応していくかが
記載されているのでとても臨床で役に立ちました

全てのパーキンソンの方にあてはまるとは限らないですが
生活動作の改善のヒントになる点は多いと思われます。
「まちのかかりつけ保健室 うつのみや訪問看護リハビリステーションにこっと」